ピディオキシジル

画像:ボストンスカルプエッセンス

ピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)とは

「最近はげてきた。ミノキシジルを使おうと思うけど、副作用がこわい。」「ミノフィナは効果があるのはわかってるけど最終手段に取っておきたい。」という方に朗報です。

上の画像のように化学式では非常に似ています。そして、「ミノキシジル」と「ピディオキシジル」、名前も後半は同じです。

「そんなに似てるんなら、副作用の危険性はあるんじゃないの?」と感じる方も多いでしょう。

ミノキシジルの副作用

ここでは、「塗りミノキ」といわれる外用薬のケースで見ていきます。日本で唯一の効果を認められた第一類の医薬品のミノキシジル配合のリアップの副作用についてです。

リアップの副作用について



ミノキシジル配合で有名な育毛剤といえば医薬品のりアップ。リアップの効果や副作用はこちらでまとめています。→「リアップの副作用※X5プラスの効果より恐ろしい6つのデメリット

  1. 高血圧・めまい・頭痛・心臓への負担からの動悸
  2. 初期脱毛は?リバウンドからの抜け毛、脱毛症再発の恐怖
  3. ED
  4. かゆみ・赤み・発疹・ただれはどうなの?
  5. 肝臓や腎臓への負担
  6. 妊娠・不妊への影響

3.のEDというのは、そういうケースがあったとはいえ、メーカーの大正製薬では、そのような副作用はないとの回答なので、信憑性に疑問が残りますが、そう感じている人もいるようです。

「頭に塗る薬なのに、どうして内蔵に悪影響が現れるの?」と思う方も多いと思います。経皮吸収といい、皮膚から薬成分や毒物、養分など様々なものが吸収されることを指します。ニコチンパッチなどは経皮吸収のいい例です。

皮膚というより、頭なので、心臓や肝臓・腎臓とは離れていると感じるかもしれませんが、頭皮から血液に流れ込んだものは全身に回ります。当然内臓に流れている血液も同じことですから、頭に塗ったミノキシジルでも内蔵に影響するわけです。

そのミノキシジルの副作用がないのがピディオキシジル

ミノキシジルと同じように医薬品に指定されていない点から考えると、まったく同じ効果を望むのは微妙ではありますが、同等の効果を期待できる成分であるといえるでしょう。同等までいかなくても、それなりに効果があれば嬉しいところですが。

ミノキシジルの最大の特徴であり副作用の元凶になっている血管拡張作用の結果、血圧に悪影響を与える部分を取り除いています。

ピディオキシジルの効果は?

「そんなに副作用がないんだったら効果もないんじゃない?」と思ってしまますよね。そこで、ピディオキシジルを製造している「株式会社ホルス」のホームページを覗いてみると。

特徴:頭皮の血行を促進し、毛髪に必要な栄養を毛根に届ける。
出典:株式会社ホルス

血圧に影響を与えるまでの医薬品のような影響はないが、育毛のための血行促進はしてくれるようです。

ピディオキシジルの成分は?

ピディオキシジルの成分は何かというと、ピディオキシジル自体が成分です。本来の名称は「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」といいます。フィンジアのパッケージには以下の写真の様に本来の成分名で記載されています。

ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド

ピディオキシジル配合の育毛剤は医薬品でも医薬部外品でもない?

現在、ピディオキシジルを配合している育毛剤で当ブログで取り上げているものは「フィンジア」と「ボストンスカルプエッセンス」です。両者とも、医薬品でも医薬部外品でもありません。

それは、効果がないということではないのです。ピディオキシジルは医薬品成分ではないので、フィンジアセンブリエキスやボストンスカルプエッセンスが医薬品でないことは明らかですが、なぜ、医薬部外品でもなく「化粧品」に分類されているのでしょうか。

効果を求めて本当に入れたいものを配合するため

実は、医薬部外品というのは、「医薬部外品原料規格」に登録された成分しか配合できません。そこで、キャピキシルやピディオキシジルと言った、現行で最先端とお言えるような成分を配合するためには「医薬部外品」を諦めるしかないのです。

例えば・・・
グリチルリチン酸2K
ピロクトンオラミン
サリチル酸
ヒノキチオール   などなど・・・

しかも、
「医薬部外品原料規格」で決まった配合量が上限
—————————————–
上限を超えてはいけない ↓

といった決まり事があるわけなんです。なので、キャピキシル配合やピディオキシジル配合といった育毛剤は、効果のある育毛剤を作るために、あえて「化粧品」というジャンルで制作してあるわけです。

医薬部外品と化粧品の違い

画像:Deeper3D CONCEPT BOOK

ピディオキシジルの効果の口コミは?

ピディオキシジル単体の商品というのはありませんので、純粋なピディオキシジルの効果の口コミとはいきませんが、ピディオキシジル配合の育毛剤の口コミを見てみましょう。

ボストンスカルプエッセンスの口コミ

薄くなくなったが…★★★
朝と夜に使って、おおよそ三か月くらいで濃くなり、髪にはりがでてツンツンと立つようになりました。
薄毛で悩むことはほとんどなりました。
ただ、自分は、ミノタブ、フィナ、亜鉛、ノコヤシ、エクエル、ビオチン、低出力レーザー、ニゾラルシャンプーと試しているんんで、果たして、BOSTONのおかげかどうかはわからないです。
ただ、薄毛で悩むことはなくなったのは事実だし、BOSTONのおかであるかもしれないので、リピート買はしています。
いかんせん、値が張りますね。
[問題点]
塗布すると、固まって白いカス状になるので、フケっぽく見えます。なので、これをふき取る必要があります。夜はいいですが、朝など出かける前は要注意です。
出典:Growth Project. BOSTON scalp essence

継続してみます★★★★
使用感は思ったよりベタつか無いなという印象。
スポイトには目盛が付くようになり便利になりました。
2本目くらいから黒々としっかりした見た目になったような気がします。もうしばらく継続してみようと思います。

★★★★
使用を始めて2週間くらいで髪の毛がしっかりしてきた気はします。
継続してみてどうかな、といった感じです。
少し髪の毛や地肌に固まりが残るのが気になります。

むむ…★★★
サプリと共に使用!
少しづつ、太い毛や産毛が……
もう少し続けてみようと思います。
出典:http://review.rakuten.co.jp/

効果は微妙なところです。★★★
半年くらい使いましたが、効果の実感はあまりありません。
ミノキシジル配合薬と比べて、塗布後に髪がゴワゴワしないし、天然由来成分で
副作用リスクが小さいことは長所です。私のような40代後半のAGAがかなり進んだ人には効かないかもしれませんが、30代の方やAGAがまだ軽い方には、おススメできます。

効果★★★
数回目の購入。
驚くような効果はありませんが、少しは効果が……
継続は力なり。地道な努力が必要かなぁ~。
出典:http://review.rakuten.co.jp/

★★★★★
凄いです。初めて使用した時から今までの育毛剤とは別格だと実感しました!さすが期待していた商品です。髪のハリ、コシが明らかに良くなりこのまま継続して使い続ければ絶対フサフサになると確信しました。色々な育毛剤を試してきたので間違いない手応えの商品ですよ!
出典:http://review.rakuten.co.jp/

楽天やamazonの口コミレビューでよくある、★1つで酷評している人がいないのが意外でした。たいてい、どの育毛剤でも、「全然効かない!」「二度と買わない!」なんてレビューがいくつかあるもんなんですが、そういったレビューはありませんでした。

フィンジアに関しては楽天やamazonでは販売していませんので、購入者のレビューは集められませんでした。しかし、「袋小路ざびえる」のレビューはこちらから確認できますのでよかったらご覧ください。→「フィンジア

ピディオキシジルの2chでの反応は?

あまり2chでピディオキシジルが話題になって盛り上がっているのはありません。少ないながらもピディオキシジルが登場したシーンを集めてみると。

「・ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド

副作用が一切ないミノキシジルを知っていますか?


ピディオキシジルとは、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという成分のことで『ミノキシジル誘導体』とも言われます。
ミノキシジルの有用性と問題点を総括して、万人に効果を与えるための成分編成によって誕生したのです。」
出典:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/hage/1441173532/

この後、話題はまったく続いていません。

「(ドクターゼロ)馬プラセンタピディオキシジルシャンプー&コンディショナー
ってどうなの?」

「バカなの?」
出典:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/hage/1456039527/

この後もやはりまったく盛り上がっていません(笑)

イメージとしては、キャピキシルよりかなり地味なんでしょうか。2chでは、軽く受け流されているようです。

ピディオキシジルは育毛剤だけじゃない

育毛剤を使っている人にとっては、ピディオキシジルは育毛剤の成分だと認識されていますが、実は、育毛剤より前にもっといろいろなものに使われていました。

ピディオキシジル配合シャンプー

カラートリートメント

まつげ美容液

化粧品に分類される育毛剤の他にも化粧品関連の商品がいくつかあるようですが、ピディオキシジルが最も使われているのは「まつ育」でお馴染みのまつげ美容液ではないでしょうか。最も有名なスカルプDボーテには「キャピキシル」は使われていますが「ピディオキシジル」は現在のところ配合されていないようです。以下は、人気のピディオキシジル配合のまつ毛美容液です。

ピディオキシジルの内服タブレットはあるの?

管理人調べではありますが、今のところピディオキシジルの飲むタイプの錠剤は販売されていないようです。

育毛のためには育毛剤で使いたい

ピディオキシジルと言う成分は、まだまだ、効果の実績という面でも未知の成分ではあります。実際に何年も利用者がたくさんいるわけではありません。ボストンスカルプエッセンスもフィンジイアもこれから改良を加えさらにより良いものになっていくでしょう。

しかし、唯一の医薬品である育毛剤のリアップの最大の売りの成分である、ミノキシジルの副作用を取り除いただけという、なんとも期待大な成分であることは間違いありません。

その、期待大な成分を最大限に効果的に使うなら、きれいにシャンプーして、さっぱりした頭皮に育毛剤としてじっくりと浸透させていきたいものです。

キャピキシルの時も、キャピキシル配合の育毛剤というのがいくつか発売されて人気になりましたが、「袋小路ざびえる」は、それも、もったいないと感じています。シャンプーは汚れを落とすものであって、育毛成分は、さっぱりした毛穴に育毛剤で与えたいものです。

その観点から言っても、ピディオキシジルも育毛剤で使いたいと考えます。

ミノキシジルの3倍の効果がうたわれているキャピキシル(個人的にはデータ上のことであって、実際には同等くらいがいいところだと思っています。)と、ミノキシジルの副作用だけを取り除いたピディオキシジル(これについても、ミノキシジルの一番の効果の元の血管拡張作用をいじっているので、効果はあるとしてもミノキシジルとまったく同等の効果というところまではいかないと思っています。)がタッグを組んだ「フィンジア」と「ボストンスカルプエッセンス」は、現状、副作用のない育毛剤としては最高峰の育毛剤といえるのではないでしょうか。