

ども、「袋小路ざびえる」です。バーコード頭にしろ、カツラを被ってる頭にしろ、視線のやり場に困ることが多々あります。今回のハゲ・薄毛あるある体験談は、バーコードデビューを目論む男性のお話です。30代男性の場合
最近見かけなくなったバーコード頭
20代後半になった頃からでしょうか。シャンプーをした際に抜け毛が目立つようになりました。
まだまだ大丈夫だと高を括っていた私ですが、ついにハゲへのカウントダウンが始まりました。
最近はめっきりと見なくなったバーコード頭ですが、私が子どもの頃には、多くのバーコード頭の中年が存在していました。
各学校に1人はいたバーコード頭の先生
中でも印象に残っているのが、中学校の体育の先生です。外での体育の授業の際に強風が吹き、せっかくのバーコードセットが台無しになるのを何度も目にしました。
見た目は落武者のようで、何とも言えず悲惨な姿でした。歴史の教科書に乗っている落武者が、私たちと一緒にサッカーをしていると思うと笑いを堪えるのに必死でした。
屋外での全校集会でも同様で、先生にとって強風は何よりも怖かったはずです。
かつら上司の対応に困る
そんな私ですが、就職してからはかつらを身に付けている上司の対応に困りました。精巧なかつらの場合はまだしも、二秒でそれと分かってしまうかつらは反則です。
視線を合わせようにも、どうしてもかつらの方を見てしまいます。かつらあるあるではありませんが、数日に一度はズレていることがあります。
そっとしてあげるのが優しさなのか、指摘するのが優しさなのかが分からないままに時間が過ぎて行きました。
本人はバレていないつもりですが、周囲からすればバレバレの状態です。しかもアダ名がパンチョですから、本人の前では平静を装うのに必死だった記憶があります。
今では笑い話ですが、薄毛に悩んでいる男性は大勢います。やはり困ってしまうのが、子どもの前に出た時ではないでしょうか。
ハゲにとって子供の正直さは残酷
子どもの性格は、良く言えば正直で悪く言えば遠慮がありません。薄毛に悩んでいるこちらの気持ちもお構いなしに、ハゲの一言で片付けられることがあります。
「君たちも将来こうなるんだぞ」と言いたい気持ちがあれど、グッと堪えることしか出来ません。
バーコード頭として強く生きていこうと思う
薄毛に対してコンプレックスはありますが、私もバーコード頭にチャレンジしてみようと思案しています。あの頃の体育の先生みたいに、強風には負けない対策を講じる覚悟です。
横から橋を渡すように髪の毛を伸ばして、ハードムースでガチガチに固めてやります。
台風にもびくともしないバーコード頭を作り上げて、新たな伝説を作りたいと決意しています。
冬場はニット帽を目深に被って、不審者に間違われても構いません。薄毛に悩む日本人は多いですが、ハゲは世の中を明るく照らすヒーローです。将来はハゲ党の党首になりたいです。